このセクションはMicrosoft Virtual PCの入手とインストールネットワーク設定などに関するお役立ち情報の解説です。
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Virtual PCのお便利Tips


Microsoft Virtual PCでLinux!

「Linuxやってみたいけど、インストールするパソコン持ってないし...。」とか、「今使っているWindowsパソコンでデュアルブートしてみたいけど、Windowsが立ち上がらなくなったらどうしよう...。」なんて理由でLinuxのインストールをためらっている皆さんへ朗報。

なんとあの マイクロソフト社 が2006年8月30日から、PCエミュレータソフト"Microsoft Virtual PC 2004"をなんと無料で配布しているのです。

そして更に更に、2007年2月からはそのバージョンアップ版"Microsoft Virtual PC 2007"まで無料配布を始めちゃいました。大盤振る舞いですねー。

"Microsoft Virtual PC"はとっても簡単な操作でパソコンにインストールできちゃいますし、エミュレータにありがちな実験的不安定さもありませんから、多少の「かったるさ」を我慢できるなら立派に実用になります。

エミュレータの良いところはハードディスクを一つの「イメージファイル」として利用できるところですね。やっぱり。

なんたってOSの調子が悪くなったらそのイメージファイルを捨てちゃえばいいんですから。調子よく動いてたときのイメージファイルをとっておけば、すぐに絶好調に復帰、というわけですね。

そんでもって"Microsoft Virtual PC"は、ハードディスクの容量の許す限り何台ものバーチャルマシンを持つことができますし、パソコンの性能の許す限りそれらのバーチャルマシンを複数同時に動作させることもできます。すごいですね。

ですから、種類の多いLinuxのディストリビューションをあれこれ使ってみたいときなんかはとっても重宝します。

そもそもVirtual PCは米国Connectix社からリリースされていたのですが、マイクロソフト社が自社OSの開発と普及のために Connectix社の関連部門を買収し 、改良が加えられて現在に至っています。

マイクロソフト社は公式には「Vitual PCを利用することで、一台のコンピュータ上で異なる種類のWindowsを実行でき...。」なんてアナウンスをしていますが、x86で動作するLinuxやらBSDやらも結構きちんと動作しますので、Linuxのインストールの練習、サーバー構築のテストなんかに「結構お役立ち」だったりします。

配布元の思惑はともかく、こんな便利なアプリケーションを放っておく手はありませんよね。せっかく無料で配布してくれているわけですからせっせと使ってあげましょう。

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Microsoft Virtual PCでLinuxを動かすには

Virtual PCはエミュレータの割には結構高速に動きますので、最新の超高性能なパソコンじゃなくちゃいけないということはありません。

動作するプラットフォームは、Windows2000(SP4以降)またはWindowsXP、WindowsVista、Windows7及びそれらがベースになっているサーバー用Windowsです。

ただしそれぞれのエディションは一応動作対象外になっています。ただ政策上の問題でそうなっているだけのようで、きちんと動作するようです。

CPU性能については、Virtual PC上でLinuxを走らせる場合、CUI環境+サーバー用途ならばPentiumIIIの1GHzクラスでもなんとか実用になります。GUIでX-Windowを利用するつもりでもPentiumIVの2GHzくらいあれば十分でしょう。

という訳ですから、現行(2008年11月現在)のパソコンであれば最低クラスのものでも処理速度的には充分ということになりますね。

実は大事なのはパソコンの速度よりも、メモリの搭載量です。

Virtual PCはパソコンをソフトウエア的にエミュレーションするソフトですから、Virtual PCの動作に必要な15〜20MBの他に、Virtual PC上で動作するOS用に確保するメモリ容量がパソコン上に必要になります。

動かすサーバーアプリケーションの種類と数にもよりますが、最新のLinuxOSならばCUI環境で164〜196MB、2〜3年前のものでも128〜164MBくらいは最低限必要ですし、X-Windowを普通に使用するためには更にそれぞれ100MBくらいはプラスして考える必要があります。

つまり大雑把にいえば200〜300MBくらいのメインメモリの空き容量が必要になるということです。

「じゃ、僕のパソコンはWindowsXPで512MB積んでるから余裕だね。」というのはちょっと考えが甘いです。WindowsVistaで1GBというのも無茶です。

WindowsXPやWindowsVista、Windows7は結構メモリを大食いするOSで、起動するだけでXPで150〜200MBくらい、Vista、7に至っては500GB以上は使ってしまいますし、常駐型のアプリケーションなんかをいくつも突っ込んでたりするとプラス100MB近く使っちゃうこともまあ珍しくはありません。

グラフィック用のメモリをメインメモリとは別に持っていない「オンボードグラフィック」のパソコンに至っては、XPでは更に64MBくらい、Vistaや7では128GB以上はメインメモリをVRAM用に使ってしまいますから、先の例で言えば実際には100〜200MBくらいしか空きメモリがない、なんてことは珍しくありません。最近は。

という現状がありますから、WindowsXPをお使いの方でメインメモリが512MB、WindowsVistaやWindows7をお使いの方でメインメモリが1GBというのは、Virtual PC上でLinuxを走らせるには「最低のライン」だと考えましょう。

Linux+X-Windowを快適に使うには最低でも768MB、出来れば1GB以上のメインメモリは欲しいところですね、正直なところ。

もうひとつ押さえておきたいのはハードディスクの空き容量です。

Virtual PCは仮想マシンで利用するハードディスクイメージを、基本的にパソコン上の一つのファイルとして扱います。

Virtual PCのハードディスクイメージには、最初から仮想マシン上でのハードディスク容量を最初からパソコン上に確保する「容量固定イメージ」と、実際にデータが書き込まれた部分だけ実容量を確保し、仮想マシン上のハードディスクの空き容量は「とりあえず存在しないもの」とみなして容量を節約してパソコン上に確保する「可変容量イメージ」の二種類があります。

もちろん、必要な容量は後者のほうがぐっと少なくなりますが、それでもバーチャルマシンひとつにつき最低4GB、いろいろいじくると6GBくらいは必要になると考えてください。

つまり、3種類のLinuxディストリビューションを試してみたい場合で、それぞれのイメージのバックアップやら何やらを含めると、パソコン上に最低でも30〜50GBくらいの空き容量をキープしておかなくてはなりません。

最近のハードディスクはとっても容量が大きくなって、そのくらいの容量確保はさほど難しいことはないかもしれませんが、ノートパソコンでは絶対的な容量がまだまだ小さく、物理的にハードディスクの追加が難しいので注意が必要ですね。

と、ここでのサジェスチョンはあくまで「一般的にVirtualPC上でLinuxOSを使う場合」のことです。

その仮想サーバー環境を使って「本気で」サーバー運用を目論んでいる場合には、WBELのセットアップ編の Virtual PCをLinuxサーバーとして利用するには に「もっともっとディープな」動作環境の解説がありますので、むしろそっちをご覧ください。

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Microsoft Virtual PCの入手とインストール

ダウンロードはマイクロソフト社のダウンロードセンター マイクロソフト社のダウンロードセンター から適当にページをたどれば見つかります。面倒くさがりやの方はそのページ内の検索窓に”VirtualPC”とタイプして探せば簡単です。VirtualPCは自分の名前やメールアドレスの登録なしにダウンロードできます。

2007年2月からVirtual PC 2007の無料ダウンロードが始まりましたが、今のところ旧バージョンのVirtual PC 2004もダウンロードできるようです(2007年3月現在)。ま、Virtual PC 2004の無料配布がずっと続くという保証はありませんので、旧バージョンが必要な方は今のうちにGetしておいたほうが良いでしょう。

とはいうものの、Virtual PC 2007はVirtual PC 2004にWindowsVistaへの正式対応と、64ビットネイティブ版の追加、それに仮想ホストをサポートするCPUへの対応が追加されただけで本質的は違いはないようです。はっきりいってパッと見は「マイナーバージョンアップですね」。

ところが、どういう訳かは解りませんが、Virtual PC 2004は"Virtual PC 2004 SP1.zip"で、Virtual PC 2007は"setup.exe"で、とまるっきり違うパターンで配布されてます。

ところがところがさすがはWindowsのアプリケーションですね。インストールの手順はもーほとんど「フリーウェア並み」にちょいちょいって済んじゃいます。まあ、ごくごく当たり前のWindowsアプリを何度かインストールしたことがある人なら何も悩むところはないでしょう。

「それでもインストールマニュアルがなくちゃヤダ。」な方は、WBELのセットアップ編の Virtual PCのインストール に「くどい」インストール解説がありますのでご利用ください。

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