このページでは自宅サーバーに、RAID構成パーティションをファイルシステムにマウントによる設定について初心者/ビギナー向けに解説します。
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ファイルシステムの作成とマウント

RAIDデバイスが構築されたらこれを適当なファイルシステムに初期化します。

勘違いしやすいのですが、RAIDデバイスを構成した段階ではハードディスク上のパーティション、つまり「枠組み」を設定しただけに過ぎませんから、これを OS がファイルシステムとして利用できるようにするためには、必ずそのOSが扱うことができる形式で初期化しなければなりません。

ここでは mke2fs コマンドで、 LinuxOS 標準の "ext3" 形式に初期化します。

[root@web1 ~]# mke2fs -j /dev/md0Enter
mke2fs 1.35 (28-Feb-2004)
Filesystem label=
OS type: Linux
Block size=4096 (log=2)
Fragment size=4096 (log=2)
7325696 inodes, 14651248 blocks
732562 blocks (5.00%) reserved for the super user
First data block=0
Maximum filesystem blocks=16777216
448 block groups
32768 blocks per group, 32768 fragments per group
16352 inodes per group
Superblock backups stored on blocks:
    32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208,
    4096000, 7962624, 11239424

Writing inode tables: done
Creating journal (8192 blocks): done
Writing superblocks and filesystem accounting information: done

This filesystem will be automatically checked every 37 mounts or
180 days, whichever comes first. Use tune2fs -c or -i to override.
[root@web1 ~]# mke2fs -j /dev/md1Enter
mke2fs 1.35 (28-Feb-2004)
Filesystem label=
OS type: Linux
Block size=4096 (log=2)
Fragment size=4096 (log=2)
24313856 inodes, 48612640 blocks
2430632 blocks (5.00%) reserved for the super user
First data block=0
Maximum filesystem blocks=50331648
1484 block groups
32768 blocks per group, 32768 fragments per group
16384 inodes per group
Superblock backups stored on blocks:
    32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208,
    4096000, 7962624, 11239424, 20480000, 23887872

Writing inode tables: done
Creating journal (8192 blocks): done
Writing superblocks and filesystem accounting information: done

This filesystem will be automatically checked every 21 mounts or
180 days, whichever comes first. Use tune2fs -c or -i to override.
[root@web1 ~]#

初期化が終了したら、これらのRAIDデバイスをシステム上に マウント します。

ここでは解りやすいように、まずマウントポイント用のディレクトリとして、 "/data_raid1" および "/data_raid5" mkdir コマンドで作成します。

[root@web1 ~]# mkdir /data_raid1Enter
[root@web1 ~]# mkdir /data_raid5Enter

次に nanoエディタ "/etc/fstab" を開き、 ホスト機 の起動時にRAIDデバイスが自動的にマウントされるように、 "/etc/fstab" にマウント情報を記述します。 赤字 ようにファイルシステムの記述を追加してください(黒字の部分はお使いの環境によって異なります)。

[root@web1 ~]# nano /etc/fstabEnter


# This file is edited by fstab-sync - see 'man fstab-sync' for details
LABEL=/         /            ext3  defaults    1 1
LABEL=/boot       /boot          ext3  defaults    1 2
none          /dev/pts        devpts gid=5,mode=620 0 0
none          /dev/shm        tmpfs  defaults    0 0
none          /proc          proc  defaults    0 0
none          /sys          sysfs  defaults    0 0
LABEL=SWAP-hda2     swap          swap  defaults    0 0
/dev/md0        /data_raid1       ext3  defaults    1 3
/dev/md1        /data_raid5       ext3  defaults    1 4

"/etc/fstab" 中の各パラメータについては /etc/fstabの記述について をご覧ください。

ファイルを保存したら nanoエディタでファイルを閉じる mount コマンドで "/dev/md0" "/dev/md1" をそれぞれ "/data_raid1" および "/data_raid5" にマウントします。

先に "/etc/fstab" にマウント情報を記述しましたので、mountコマンドはデバイス名だけを指定すればOKです。

実際にマウントされているかどうかは df コマンドで確認できます。

[root@web1 ~]# mount /dev/md0Enter
[root@web1 ~]# mount /dev/md5Enter
[root@web1 ~]# dfEnter
Filesystem      1K-ブロック  使用  使用可 使用% マウント位置
/dev/hda3       17061616  3064956 13129956 19% /
/dev/hda1        116648   14195   96431 13% /boot
none          513740     0  513740  0% /dev/shm
/dev/md0       57685436   86080 54669108  1% /data_raid1
/dev/md1       191398676   94272 181581876  1% /data_raid5

[root@web1 ~]#

青字 の部分が新しく追加されたRAIDデバイスによるパーティションになります。

きちんとマウントされていることが確認できたら最後にホスト機を再起動し、自動的にRAIDデバイスがマウントされているかどうかを確認して作業終了です。

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RAID監視デーモンの有効化

WBEL CentOS ソフトウェア RAID を利用するときは、必ず動作監視 デーモン である "mdmontor" WBEL3のmdmonitorデーモンについて CentOS3のmdmonitorデーモンについて WBEL4のmdmonitorデーモンについて CentOS4のmdmonitorデーモンについて CentOS5のmdmonitorデーモンについて を稼動させておきます。

"mdmontor" "mdadm" をモニターモードで起動する スクリプト ですが、稼動しているRAIDを直接監視するため、 "raidtools" で構築されたRAIDでも問題なく動作します。

そしてRAIDの動作の不具合が起こったときに管理者宛にメールを送信するための機能を提供します。

[root@web1 ~]# /etc/init.d/mdmonitor startEnter
mdmonitorを起動中:                     [ OK ]
[root@web1 ~]#

更に、 構築中のLinuxサーバー が起動したときに自動的に デーモン が起動するように設定しておきましょう。

設定は ntsysv コマンド で設定画面を開き、 "mdmonitor" にチェックを入れるだけです。

mdmonitorをntsysvで自動起動登録する
"mdmonitor"を"ntsysv"で自動起動登録する

ところで、この "mdmonitor" がハードディスク障害時に管理者宛にメールを送るには、 "mdadm" の設定ファイル "/etc/mdadm.conf" の中に、

MAILADDR root

の記述が必要ですので、 /etc/mdadm.confの作成 を参考に記述の確認、作成を行ってください。

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