このセクションでは自宅サーバーに、mdadmRAID構成パーティションを設置する方法について初心者/ビギナー向けに解説します。
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自宅サーバーをRAIDでお便利ファイルサーバーに

自宅内に設置している サーバー で、自宅内での利用価値が最も高いのは ファイルサーバー でしょう。

特にお便利サーバー.com宅のように「パソコンはノート型だけ お便利サーバー.com宅のパソコンについて 。」というパソコン環境では、ノートパソコンの容量の小さな ハードディスク に入りきれないデータの保存やバックアップをどうするか、というのは頭の痛いところだと思います。

ところがここに LAN 経由で利用できる常時稼動の大容量のファイルサーバーが一台あればその問題は簡単に霧散します。

もちろん同じ目的なら外付けのハードディスクを利用するほうがずっと安上がりです。

ただ、外付けハードディスクドライブの大部分は 一本のハードディスクだけ で動作しますから、「そのハードディスクが故障すれば全部のデータがパー。」という宿命を背負っています。

つまりこういうドライブは、「パソコン本体のハードディスク上のデータコピーをとっておく。」というバックアップという用途か、「なくなっても構わないデータの置き場(例えばお便利サーバー.com宅のビデオサーバー用途 SambaでREGZA Z2000の録画データサーバーを作る のように)。」ならばまだしも、 「パソコンに入りきれない大事なデータを保管する。」 という用途には向かないでしょう。

だとすれば、安価に RAID を構築できる LinuxOS のサーバーで耐障害性の高いファイルサーバーを構築し、利用することは大きなメリットを持つことになります。

また、どのみちパソコンはインターネットに接続するためにLANに接続しなければなりませんから、外付けのドライブを使用するために USB IEEE1394 で接続する手間を考えれば いつも普通に繋がっている ファイルサーバーのほうがずっと便利です。

さて、ネットワーク上のファイルサーバーといえば NAS を利用するのも一つの方法です。最近は冗長型のRAIDで構成されるNASも市販されていますから、利用目的がファイルサーバーだけであればそれも悪くない選択だと思います。

しかし既に 公開サーバー などで稼働中の自宅サーバーがあるのなら、安いバルク品のハードディスクを追加することで簡単に大容量のファイルサーバーを構築できます。必要なら NIC を追加して複数のネットワークからアクセス可能なファイルサーバーを作るなど、NASには決して真似のできないことも簡単にできてしまいます 複数のNICをサーバー機に搭載する

また、初心者が扱いやすいように必要最低限の設定機能しかもたないNASと違って、Linuxサーバーを利用する場合は Samba vsFTPd Apache の他、 MacOS AppleTalk エミュレータ である NetaTalk UNIX 標準のファイル転送 プロトコル である NFS などの相互乗り入れも可能で、更に非常に細かいアクセス制御を行うこともできます。お望みなら シェル スクリプト を活用して REGZA Z2000の録画データを自動削除する〜その1 REGZA Z2000の録画データを自動削除する〜その2 のような自動ファイル操作を行うこともできます。

自宅内でそこまで多機能なファイルサーバーは必要ないかもしれませんが、高い割りに性能や機能や容量が足りなくなったら手の施しようがないNASを買うくらいなら、今使っている自宅サーバーを利用し、RAID構成で運用するほうがベターではないかと思われるわけです。

このセクションでは自宅で利用するファイルサーバーの構築について、ホスト機に増設したハードディスクに対して WBEL CentOS による ソフトウェアRAID構築を行う方法、RAIDデバイスのハードディスクの交換方法、作成したRAIDデバイスの解除方法などについて説明します。

LinuxのRAIDの解説書
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なお、 LinuxOSの種類によるRAIDアプリケーションの違いについて にも説明しているとおり、WBEL3とCentOS3、WBEL4とCentOS4とCentOS5では基本で採用されているRAIDのコントロール アプリケーション が、前者は "raidtools" 後者は "mdadm" とそれぞれ異なっています。

しかしながら、設定が面倒で監視能力の低い "raidtools" は最近の ディストリビューション では採用されないケースが多くなってきていますし、 "raidtools" が基本アプリケーションで採用されているのWBEL3やCentOS3でも デフォルト "mdadm" インストール されています。

"raidtools" "mdadm" は、どちらも カーネル が提供するソフトウェアRAIDを操作するためのアプリケーションですから、 "raidtools" で作成したRAIDデバイスはそのままで、新たに "mdadm" でRAIDデバイスを構築しても問題ありません。

従ってここではWBEL3、CentOS3、WBEL4、CentOS4、CentOS5のどれでも利用できる "mdadm" を用いたRAIDデバイスの追加方法について解説します。

また、このセクションの説明はRAIDに関する冗長化について一応の理解が進んでいることを前提に説明します。

「RAIDっていまひとつよくわからない...。」という方、またこれらのOSの インストール を最初からRAID構成で行いたい方は、現在のセクションを読み進めるまえに、まずはこちら OSをRAIDで構築する のセクションをご覧になることをオススメします。

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