このページではLinux構築した自宅サーバーで使用するMTAであるPostfix起動・停止などの方法について初心者向けに解説します。
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Postfixの設定

Postfixについて

Postfixのファイル構成

設定ファイルmain.cfについて

ホスト名とドメイン名の設定

受信するホスト名の設定

ホスト名毎のメールの振分け

メール転送設定の使い分け

受信/転送に関する設定

セキュリティ関連の設定

"main.cf"の書式チェック

Postfixのコントロール

連携するアプリケーション


Postfixのコントロール

Postfix の起動、停止、再起動は、予め準備されている シェル スクリプト "/etc/init.d/postfix" を利用して行います。

正確なスクリプトの場所は "/etc/rc.d/init.d/postfix" ですが、予めディレクトリ "/etc/rc.d/init.d/" シンボリックリンク "/etc/init.d/" で作成されていますので、 "/etc/init.d/postfix" でも実行することができます。

このシェルスクリプトが格納されているディレクトリには パス が通っていませんのでパス名付きで実行する必要があります パスが通っていない場所のファイルを実行するには

パス名を付けずに コマンド 名"postfix"のみで実行すると、パスが通っているPostfixの実体プログラム "/usr/sbin/postfix" Postfixの構成ファイル が呼び出されてしまいますので注意してください。

書式は以下のとおりです。作業はすべてroot アカウント から行います。

/etc/init.d/postfix start...Postfixの起動

/etc/init.d/postfix stop...Postfixの停止

[tanaka@web1 ~]$ su -Enter
Password: "root"のパスワードを入力します。 Enter
[root@web1 ~]# /etc/init.d/postfix startEnter
Starting postfix:                     [ OK ]
[root@web1 ~]# /etc/init.d/postfix stopEnter
Shutting down postfix:                   [ OK ]
[root@web1 ~]#

"/etc/postfix/main.cf"を作成しなおした後には、一度Postfixを停止して起動しなおすか、以下のコマンドを実行します。

/etc/init.d/postfix restart...Postfixの再起動

/etc/init.d/postfix reload...Postfixの設定の再読み込み

[root@web1 ~]# /etc/init.d/postfix restartEnter
Shutting down postfix:                   [ OK ]
Starting postfix:                     [ OK ]
[root@web1 ~]# /etc/init.d/postfix reloadEnter
Reloading postfix:                     [ OK ]
[root@web1 ~]#

Postfixが現在稼動してるかどうかを確認するには、

/etc/init.d/postfix status...Postfixの状態確認

あるいは、 ps コマンドで起動プロセスを確認します。

[root@web1 ~]# /etc/init.d/postfix statusEnter
master (pid 6270) を実行中...
[root@web1 ~]# ps ax | grep postfixEnter パイプ処理の説明 grepコマンドの説明
6270 ?    S   0:00 /usr/libexec/postfix/master
 ↑Postfixが実行中であることを示します。
6326 pts/0  S   0:00 grep postfix
 ↑このgrepコマンドのプロセスです。
[root@web1 ~]# /etc/init.d/postfix stopEnter
Shutting down postfix:                   [ OK ]
[root@web1 ~]# /etc/init.d/postfix statusEnter
masterは停止しています
[root@web1 ~]# ps ax | grep postfixEnter
6343 pts/0  S   0:00 grep postfix
[root@web1 ~]#

また、Postfixを起動、再起動した後は必ず メールサーバーの動作チェック を参考に、具体的な動作内容の確認も合わせて行ってください。

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Postfixの自動起動設定

WBEL CentOS では標準の MTA Sendmail となっているため、ユーザーが誤って二つのMTA デーモン を同時に起動しないように、 Postfix デフォルト では ntsysv で自動起動登録ができないようになっています(リストに表示されません)。

Postfixをntsysv コマンド のリストに表示するには、 "chkconfig" コマンドを "--add" オプション付きで実行します。

[root@web1 ~]# chkconfig --add postfixEnter
[root@web1 ~]#

コマンドを実行したら、ntsysvで設定画面を開きます。

するとリストに "postfix" デーモンが表示されているはずでのでチェックを入れます。

postfixデーモンをntsysvで自動起動登録する
postfixデーモンを"ntsysv"で自動起動登録する

Postfixにチェックを入れて自動起動にするときは、同じ MTA であるSendmailに 同時にチェックを入れないように 注意してください。

また、

「もうSendmailは使わない、使うのはPostfixだけ。」

Postfixの構築に
役に立った一冊です

と決めているのであれば、間違えてSendmailにチェックを入れることができないように、以下のコマンドでsendmailデーモンをntsysvのリストからはずしてしまいましょう。

[root@web1 ~]# chkconfig --del sendmailEnter
[root@web1 ~]#

逆に、PostfixからSendmailにMTAを乗り換えるときは、

[root@web1 ~]# chkconfig --del postfixEnter
[root@web1 ~]# chkconfig --add sendmailEnter
[root@web1 ~]#

と実行して、ntsysvのリストへの登録を入れ替えておくとよいでしょう。

設定が終わったら念のため一度 構築中のLinuxサーバー reboot コマンドで再起動し、上のパートで説明した動作確認の方法でPostfixがきちんと起動しているかどうかをチェックしてみてください。

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