このページでは自宅サーバーで使用するMTAPostfixの主設定ファイルmain.cfの書式チェックについて初心者ビギナー向けに解説します。
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"/etc/postfix/main.cf"の書式チェック

Postfix は、 "/etc/postfix/main.cf" に書式上の誤りがある場合にそのまま起動しようとすると、エラーメッセージを表示して起動を中止します。

エラーメッセージの中には、大抵の場合誤りの部分に関する簡単な説明がありますから、これを参考に"/etc/postfix/main.cf"を修正して、再度起動を試してみてください。

またPostfixは、 "postfix check" をいう コマンド を実行すると、起動操作を行わずに"/etc/postfix/main.cf"の書式をチェックすることができます。

チェックのシステムは、Postfixの起動時に行われるものと全く同じです。

[root@web1 ~]# postfix checkEnter
postfix: fatal: config variable inet_interfaces: host not found: al
 ↑"inet_interfaces = all"を"inet_interfaces = al"と間違えた場合。
[root@web1 ~]#

もし、"postfix check"で書式エラーが見つからなかったときは、何もメッセージを出さずに プロンプト にもどります。

[root@web1 ~]# postfix checkEnter
[root@web1 ~]#   ←エラーが見つからなかったときは何も表示しません。

ただし、これらの書式チェックは、あくまで 「書式のチェック」 だけしか行いませんので、設定そのものの誤りは見つけることができない点に注意してください。

また"/etc/postfix/main.cf"はコメント文が多いので設定が見づらく、また「何も設定していない場合の デフォルト のパラメータ」 については容易に知ることはできません。

そこでPostfixには、各 ディレクティブ の設定結果だけを出力する "postconf" というコマンドが準備されています。

[root@web1 ~]# postconfEnter
2bounce_notice_recipient = postmaster
access_map_reject_code = 554
alias_database = $alias_maps
alias_maps = hash:/etc/aliases

 中略

virtual_mailbox_maps =
virtual_minimum_uid = 100
virtual_transport = virtual
virtual_uid_maps =
[root@web1 ~]#

postconfコマンドは、存在する全てのディレクティブをアルファベット順に出力しますから、目的の設定を見つけるのは大変かもしれません。

ただ、"/etc/postfix/main.cf"で設定されるディレクティブは、ディレクティブの名称に一応の統一性があります。

例えば、上限や下限を設定するディレクティブには "limit" が使われることが多く、容量などを数値で設定するディレクティブには "size" が使われるのが一般的です。

そこでこのpostconfコマンドは、 grep コマンドと組み合わせて使うと便利です。

[root@web1 ~]# postconf | grep sizeEnter パイプ処理について
berkeley_db_create_buffer_size = 16777216
berkeley_db_read_buffer_size = 131072
body_checks_size_limit = 51200
bounce_size_limit = 50000
header_size_limit = 102400
mailbox_size_limit = 51200000
message_size_limit = 10240000
[root@web1 ~]#
Postfixの構築に
役に立った一冊です

"/etc/postfix/main.cf"の内容を変更したときは、必ずこれらの方法を使って書式、設定値のチェックをすることをお勧めします。

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