このセクションでは自宅サーバーとしてLinuxを扱ううえで役に立つ基本操作基礎知識テクニックについて初心者/ビギナー向けに解説します。

HPの格安エントリーサーバー機"HP ProLiant ML115"でのLinuxサーバー構築記を掲載しました。サーバー機の選定にお悩みの方は是非お越しください...。お便利サーバー.com管理人。
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"."で始まるファイルは「隠しファイル」

WindowsOS などのファイルシステムには 隠し属性 というものがあります。

隠し属性が付けられたファイルは、一般的な表示では見ることができず、通常のファイルのコピー操作では対象外になります。従って、例えばファイルシステムに係わる重要な設定ファイルなどにはこの隠し属性が設定されています。

もちろん、 LinuxOS にもそのような「触ると危険な超重要ファイル」は存在しますが、ファイルシステム自身には隠し属性という考え方がありません。その代わりに、

「ファイル名が"."で始まるファイルやディレクトリは隠しファイルとして取り扱う。」

というルールになっています。こういうファイルは通称 ドットファイル と呼ばれています。

つまりLinuxOSでは、WindowsOSのように「ファイルに対して隠し属性を設定する。」のではなく、「ファイル名を"."で開始する。」ことで同様の設定を行うことになります。

例えば、 bash の設定ファイルである ".bashrc" bashrcの説明 などがこれにあたります。

もしもこの".bashrc"という名前を"bashrc"に変更してしまうと、通常のファイルと同じように表示されることになります(もちろん、bashの設定ファイルとしては機能しなくなりますが)。

ディレクトリをまるごとコピーする場合は、そのディレクトリ内のドットファイルも一緒にコピーされます。移動する場合も同じです。

例えばドットファイルは、明示的に"."を指定しなければ、"-a"オプションなしの ls コマンド では表示の対象にはなりませんし、 ワイルドカード を使用した cp コマンド操作でも、明示的に「先頭が"."で始まること」を指定しなければコピーすることはできません。

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