このページではCentOS自宅サーバーインストールする時のパッケージグループの選択について初心者/ビギナー向けに解説します。
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CentOS6.2のインストール

CentOS6のインストール

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パッケージグループの選択1

パッケージグループの選択2

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パッケージグループの選択のポイント

このシステムに インストール する アプリケーションソフト を選択しますす。

CentOS6 は、他の ディストリビューション と同様に、インストールDVDの中に非常に多くのアプリケーションソフトが含まれています。

基本的にはこのステップで表示されている一覧から、必要なアプリケーショングループを選択するだけでOKです。 公開サーバー の構築に必要なアプリケーションは、ほとんどこのステップだけで適切にインストールすることができます。

市販の解説書などには、 「アプリケーションはOSのインストール時に入れそこなっても、インストールディスクさえ持っていれば後から簡単に追加できる。」 などと書かれていることがありますが、実はそれほど甘くはありません。

CentOS6に付属のアプリケーション管理ツールで自由自在にアプリケーションのインストール、 アンインストール ができるのは、あくまで OS やアプリケーションが アップデート されていない状態」 に限られます。

CentOS6のインストールDVDからインストールできるアプリケーションの多くは互いに依存関係が強く、その一部がアップデートされてしまうと依存関係が崩れてしまうために、結局は難しい手作業で行わなければならなくなるのが実状です。

その作業の難しさは、後から必要なアプリケーションを追加でインストールする作業ばかりでなく、既にインストールしてしまったアプリケーションをアンインストールするときも同様です。

つまり、このステップのポイントは、

「必要なアプリケーションを計画的にインストールしておくこと」

と、

「不必要なアプリケーションをインストールし過ぎないこと」

の二つです。

さて、CentOS6では詳細なパッケージ選択の前に、まず簡易な ソフトウェアセットの選択 画面が開きます。

この画面で設定できるのは ホスト機 の全体的な利用方法に関する 大まかな方針 のみですから、上の一覧から Basic Server を選択し、 "今すぐカスタマイズ(C)" にチェックを入れて 次(N) をクリックします。

追加でソフトウェアリポジトリを加える には、インストールDVDがデフォルトで選択されています。もちろん変更はしません。

すると以下のように詳細なパッケージグループの設定画面になります。

赤丸 で示すリストがアプリケーションのカテゴリで、ここで選択したカテゴリに該当するパッケージグループが右側のリストに表示されます。

そしてリストの (1) にチェックが入っている パッケージグループ がインストールされることになります。

パッケージグループとは、

「使用目的別にアプリケーション群を一括りにまとめたもの。」

だと考えてください。

これは例えば、

Perl を使うなら、普通はこういうアプリケーションやライブラリの組み合わせが必要。」

という具合にパターンがある程度わかっているため、個別にアプリケーションを選択しなくてよいように考慮されたものです。

パッケージグループを選択するとそのベースとなるアプリケーションが無条件にインストールされますが、その補助として更にいくつかのオプションパッケージを追加することができます。

例えば (1) にチェックを入れると (2) に具体的なインストール予定のオプションパッケージの数が 12個内の5個 のように表示されます。

これは、

「そのパッケージグループのために準備された11のオプションパッケージのうち、5が選択されています。」

ということを意味します。

ここで (3) 追加パッケージ(O) をクリックすると、パッケージグループに含まれるオプションパッケージを個々に指定し、インストールできるようになります。

追加パッケージ(O) をクリックすると、以下のような画面になります。

つまりここで最初からチェックが入っているオプションパッケージは、それだけ重要度が高いということを意味します。

ここで表示されるリストの中で (4) のようにチェックが入っているものが追加インストールされます。

このように、CentOS6のインストーラは比較的汎用性の高いオプションパッケージを優先して選択してくれますが、場合によってはこの "オプションパッケージ" ウインドウを開いて個別にチェックを入れたり、はずしたりする必要があります。

では、以下に具体的なパッケージグループの選択例を示します。

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高可用性 ロードバランサー レジエントストレージの選択

並行稼働する複数のサーバーをまとめて管理し、制御するためのプログラムです。パッケージグループ名は順に英語で"High Avallabillity"、"Load Balancer"、"Resillent Storage"と表記されています。以前のバージョンでは日本語化されていましたので、再翻訳の際に翻訳忘れされたものと思われます。

大規模サーバーでのみ必要となるアプリケーションセットです。自宅サーバーの規模では必要になることはありません。 デフォルト では何も選択されていませんのでそのままにしておきます。

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Webサービスの選択

Webコンテンツ 配信用アプリケーションのスタンダードである Webサーバー Apache と、その周辺プログラム及びモジュールです。当然インストールします。

"PHPサポート" ...チェックして追加パッケージからすべてのパッケージを追加

Webアプリケーション の汎用 インタプリタ である PHP と関連モジュールをインストールします。

"Webサーバー" ...チェックして追加パッケージからすべてのパッケージを追加

Webサーバーの本体Apacheと関連モジュールをインストールします。

"Webサーブレットエンジン" ...チェックして追加

JAVA サーブレット用アプリケーションをインストールします。

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アプリケーションの選択

オフィススイート、 Webブラウザ 、グラフィックツールなど、パソコンでおなじみのデスクトップアプリケーションの選択です。

サーバー用途では不要なものばかりですが、通信状態の確認や GUI 操作でのプログラムのダウンロードなどに役立つことがありますから、最低限Webブラウザはインストールしておきましょう。

"インターネットブラウザ" ...チェックして追加

WindowsOS MacintoshOS でおなじみのWebブラウザ Firefox をインストールします。

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サーバーの選択

公開サーバー の構築で必須となる選択項目です。

"CIFSファイルサーバー" ...チェックして追加

ネットワーク上で、CentOS6と WindowsOS ホスト機 同士を、WindowsOS形式でファイル共有するためのアプリケーション Samba がインストールされます。

公開サーバーでは原則として利用できませんが、 LAN で利用すると何かと便利なのでインストールしましょう。

"FTPサーバー" ...チェックして追加

異なる OS 間での汎用のファイル送受信が可能になります。

FTPサーバー として vsFTPd をインストールします。 公開サーバ の構築には必須のアプリケーションです。

"NFSファイルサーバー" ...チェックして追加

UNIX 標準のファイル共有システムです。UNIXやLinuxOSなどをホスト同士の接続に使用しますので、必要になったときのためにインストールしておきます。

"サーバープラットフォーム" ...チェックして追加

CentOSサーバーのライブラリです。

"ネットワークインフラストラクチャ" ...チェックして追加パッケージから"bind"と"bind-chroot"を追加

名前解決 名前解決の説明 を提供するアプリケーション BIND を追加します。

ダイナミックDNS ダイナミックDNSの説明 を利用する場合には基本的に不要ですが、名前解決は WAN 空間だけでしか使えないという訳ではなく、 LAN 空間での有効な利用法もありますのでインストールしておきます。

"プリントサーバー" ...チェックして追加

CentOS6のシステムをプリンタサーバーとして用いる場合に必要となります。

最近のプリンタは、本体が安価なものでも LinuxOS 用のプリンタドライバが準備されるケースも見られるようになってきました。

今は必要なくても、後々常時稼動のプリンタサーバーが欲しくなるかもしれませんので、とりあえずインストールしておきましょう。

"電子メールサーバー" ...チェックして追加パッケージから"sendmail"と"sendmail-cf"を追加

電子メールの運用に必要な メールサーバー アプリケーションです。もちろんインストールします。

チェックを入れるとメール送信アプリケーションとして定番の Postfix と、クライアントにメールを配送する dovecot などのアプリケーションがインストールされます。

ここでは、Sendmailの互換メールサーバーである Sendmail も追加しておきましょう。

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システム管理の選択

サーバーのハードウェア管理アプリケーションのインストールです。

大規模なサーバーの動作をモニタリングするためのものですから自宅サーバーには不要です。 デフォルト では何も選択されていませんのでそのままにしておきます。

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デスクトップの選択

CentOS6 は、 WindowsOS McintoshOS と同じような GUI の操作画面を実装することができます。

もちろん、 公開サーバー として無人稼動させるのが前提で サーバー機 の構築を行うのであれば、ほとんどすべての操作は CUI から行うことができますので GUI操作画面は原則として不要となります。

しかしながら、 クライアントOSとしてのLinuxOS の説明のように、味気なくて馴染みのないCUIでいきなり悪戦苦闘するよりも、最初のうちは違和感の少ないGUIの操作画面を利用するほうが良いと思われます。

CentOS6のGUI操作画面は、基本的なGUIの仕組みを提供する X-Windowシステム と、実際にデスクトップ操作環境を提供する アプリケーション グループから構成されます。

CentOS6では様々なデスクトップ操作環境が利用できますが、CentOS6のインストーラに最初から準備されているのは、 " GNOME デスクトップ環境" "KDEデスクトップ環境" 二種類です。

この二種類は、画面のデザインや操作性が異なるわけですが、特に優劣があるという訳ではありません。

ただ、CentOS6は基本的に GNOME "推奨するデスクトップ環境" としてパッケージ構成が行われていますから、各種設定に用いるツール類などは明らかに GNOME のほうが豊富に準備されています。

従ってここではGNOMEデスクトップ環境をインストールするためのアプリケーションセットを選択します。

"X Window System" ...チェックして追加

デスクトップ環境のベースとなるシステムです。

"グラフィカル管理ツール" ...チェックして追加

GUI操作のコントロールパネルなどです。

"デスクトップ" ...チェックして追加

GNOME上で使用する各種アプリケーションです。

"汎用デスクトップ(GNOMEデスクトップ)" ...チェックして追加

GNOME上で使用する各種アプリケーションです。

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