このページでは自宅サーバーLinux構築するのに必要なCD/DVDフロッピーなどのドライブについて初心者/ビギナー向けに解説します。

HPの格安エントリーサーバー機"HP ProLiant ML115"でのLinuxサーバー構築記を掲載しました。サーバー機の選定にお悩みの方は是非お越しください...。お便利サーバー.com管理人。
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CD-ROMが必要なのは最初だけ

WBEL CentOS Windows2000 XP Vista 、多くの MacintoshOS のように インストール CD から ホスト機 を起動してインストールを行うのが普通です。

当たり前の話ですが、インストールCDからホスト機を起動するためには、ホスト機に 起動可能なCDドライブ が必要です。

とはいうものの、Windows2000以降での使用が前提となっている IA のホスト機であれば、ほぼ間違いなくCDドライブからの起動をサポートしていますので、極端に古いホスト機を使うのでなければ、このことが問題になることはまずありません。

WBELやCentOSは現在、数枚組みのCDイメージデータで供給されていますが、バージョンを重ねる毎にデータ量が増える傾向にあります。

このことはWBELやCentOSに限ったことではなく、その他の多くの ディストリビューション にも共通してみられる傾向です。

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おそらく近い将来には多くのディストリビューションのインストールプログラムは、CD-ROMではなく、その多くが DVD -ROMでの供給になるでしょう。

従って将来的なバージョンアップを考えれば、CD-ROMだけではなく、DVD-ROMも利用できるドライブを準備しておくべきだと思われます。

サーバー機は常にネットワークに繋がっているのですから、データのやり取りはネットワーク経由が一番面倒がありません。バックアップももちろんそうです。

WBELやCentOSで構築する サーバー機 には、CD-RやDVD-Rなどの書き込みドライブは必要ありません。サーバー機で音楽を聴いたりDVDの映像を見たりはまずしないでしょうし、サーバー機の設定データのバックアップなどは、CD-RやDVD-Rを利用するより、ネットワーク経由で他のホスト機にダウンロードするのが簡単だからです。

CD/DVDドライブの読み出し速度については、WBELやCentOSの インストールの所要時間に影響を与えますので、少し考慮する必要があります。

サーバーが思い通りに構築できるようになるまでは、何度か ハードディスク を初期化しなおし、OSの再インストールを行う必要があると思いますので、あまりにも読み出し速度の遅いCD/DVDドライブでは、再インストールの度に時間がかかり、イライラの原因になります。

高速なドライブを使えば間違いなくインストールにかかる時間は短くなります。しかし、現在ではかなり遅い部類に入る読み出し16倍速仕様のCD-ROMドライブでも、最新の52倍速クラスのCD-ROMドライブを使用する場合と比較して、インストールの所要時間は概ね10分程度しか違いませんから、現行製品であればまず問題はありません。中古品を利用するにしても CD-ROMの読み出しが16倍速以上のドライブ であれば、実用上の不都合はないでしょう。

ATAPI :CDドライブなどを、ハードディスクの汎用接続規格である P-ATA接続 でも使用できるようになっている接続規格。他の仕様を探すのが難しいくらい当たり前の規格なので、お店で「ATAPI仕様のCD-ROMドライブをください。」というと、かえって不気味がられたりします。これは八百屋さんで「白い大根をください。」と尋ねるに等しい行為です。こういう場合は、「普通の安いCDドライブをちょうだい。」と言いましょう。

CD/DVDドライブの規格としては、最も一般的な ATAPI仕様のCD-ROMドライブ、少し先を見越してもCD-ROM/DVD-ROMドライブがあればOKです。

OSのインストールが終わってしまえば、サーバーとしての運用にCD/DVDドライブが必要になることはまずありませんから、それ以外に考慮しなければならないところはありません。

バルク品ならば新品でも、CD-ROMドライブなら\2,000〜、CD-ROM/DVD-ROMドライブなら\3,000〜で入手できるはずです。

もちろん、CD-R/RWドライブやDVD-R/RWドライブなどでも問題なくインストールできるはずですから、そういうドライブが手元に余っていればわざわざ新品を入手する必要はありません。

余談ですが、WBELやCentOSのインストールCDは、 インターネット上から ISOイメージ ダウンロード して入手し LinuxのISOイメージの入手について 。そのイメージをCD-Rに書き込み、作成します。

インストールCDの作成は、CD-Rにデータを書き込み可能なシステムを持つ、WindowsOSやMacintoshOSで動作するパソコン上で簡単に行うことができますので、WBELやCentOS上で同じことができるような環境は必要ありません。

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FDDは緊急用として準備

WBEL CentOS で構築された サーバー で、日常的に フロッピーディスクドライブ が必要になることはまずありません。

また、WBELやCentOSの インストール 作業には通常フロッピーディスクドライブは不要です

ただし、 ホスト機 が比較的古くて、インストール CD -ROMや DVD -ROMからホスト機の起動が出来ない場合には、WBELやCentOSの起動用フロッピーディスクが必要になります。

また、 ハードディスク NIC の利用に デバイスドライバ が必要なホスト機を用いる場合には、その導入にフロッピーディスクを使用しなければならないことがあります。

また、ホスト機をハードディスクから起動するためのハードディスク上の領域である ブートローダ が何らかの理由で壊れ、ハードディスクから起動できなくなったときには緊急起動用としてフロッピーディスクが必要になることもあります。

もちろん、何の前触れも無くデータの一部が壊れてしまうようなハードディスク環境では、 サーバー の運用などできるはずもありませんから、実際には緊急用フロッピーディスクがあってもナンセンスといえなくはありません。

従って「ブートローダが壊れたときのために」というケースはあまり考えなくてもいいでしょう。

いずれにせよ、WBELやCentOSでサーバーを構築する場合にフロッピーディスクドライブが必要になるのは特殊なケースばかりです。

しかし、デスクトップ型ホスト機用の内蔵型フロッピーディスクドライブの場合、バルク品なら新品でも\1,000〜くらいで入手できますから、「保険」の意味でもとりあえずは揃えておきましょう。

ところが、 LinuxOS 関係の雑誌や ディストリビューター の公式サイトの解説を読むと、LinuxOSのインストールの際には、

「緊急用として必ず起動用フロッピーディスクは必ず準備すること」

と「戒め」に近い表現で書かれているのが普通です。なぜでしょうか。

IA 機の場合、実は一つのホスト機に、いくつもの種類の OS をインストールできるような仕組みになっています。

例えば WindowsOS が予めインストールされているホスト機に、適切な方法で LinuxOS をインストールすれば、ホスト機の起動時にWindowsOSとLinuxOSを選択して起動することができるようになります。同様にして、更に違う種類のWindowsOSやLinuxOSをインストールし、選択して起動させることができます。

ところがこの 「OSのマルチブート」 という方法は、導入の順番や設定方法を間違えると、必要なOSが起動できなくなることが稀ではありません。

LinuxOSの起動用フロッピーディスクは、実はそういう場合に非常に重宝するわけですが、そういった「OSのマルチブート」環境を構築する対象はいうまでもなく クライアント機 です。クライアントに対して安定したサービスを提供するのが目的の サーバー機 では、複数のOSを使い分ける必要などありません。

つまり、開発用途、あるいはクライアント用途として「OSのマルチブート」環境での利用が想定される場合には、インストール時のミスに備えて起動用フロッピーが必要、というわけです。

実際、サーバーとして安定稼動が目的のWBELやCentOSでは、インストールの過程に起動用フロッピーディスクの作成のステップはありません。一方、システム開発やクライアント用途が目的の RHL や、やや古い FedoraCore では、インストールの過程で起動用フロッピーディスクの作成のステップがあり、作成を強く推奨されます。

こういうところにも、安定志向のWBELやCentOSと、開発指向のRHLやFedoraCoreの ディストリビューション としての性格の違いが現れていると思います。

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