このページでは自宅サーバー上のDNSサーバーがWAN側から応答するための、domainプロトコルポートフォワーディングについて解説します。
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固定IPでDNSサーバー構築

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WAN空間でDNSサーバー稼動させるためのルーター設定

構築中のLinuxサーバー 「権威あるDNS情報」 を配信する DNSサーバー として運用する場合、ゾーン情報を参照しようとする他のDNSサーバーからの要求に応える必要があります。

参照の要求元は間違いなく WAN 空間の ホスト ですから、自宅の ルーター ポートフォワーディング の設定を行って、外部からの domain パケット domainパケットについて 構築中のLinuxサーバー が受け付けられるように設定しなければならないわけです。

ポートフォワーディングという操作は、

NAT + IPマスカレード により外部からのアクセスを遮断している サブネット に、特定のパケットによる外部からの直接アクセスを許可する。」

という行為ですから、 Webサーバー FTPサーバー メールサーバー などの多くの 公開サーバー アプリケーション に対してポートフォワーディングを行う場合は、

「必要なすべての設定と セキュリティ チェックを行い、一番最後に実施する。」

のが定石といえます。

しかしWAN空間で動作させるDNSサーバーの場合には、一旦ポートフォワーディングを行って外部からの接続を有効にしないと、スレーブサーバーの設置などの設定作業を進められないため、例外的に 「不完全な稼動状態」 でポートフォワーディングの設定を行います。

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ルーターの設定例

ルーター ポートフォワーディング 設定の意味については、 ポートフォワーディングの説明 で詳しく説明していますので、実際に設定を行う前にご一読ください。

ルーターの設定は、ルーターの機種やメーカーによって用語も方法も様々ですので、ここで全てのルーターについて普遍的な設定方法を解説することはできません。

ここでは、 (株)バッファロー WBR-G54 での、 DNS のポートフォワーディングの設定例を示しますので、これを参考にお手持ちのルーターのマニュアルと照らし合わせながら設定を行ってください。

この例ではルーターの IPアドレス で接続していますが、既に DNSサーバーの設定へ でLAN用の hostsファイル の設定や BIND の構築で、ルーターに FQDN を割り当てている場合 サブネット内の通信機器にFQDNを設定する は、 "http://192.168.100.1/" ではなくルーターのFQDNを用いた url "http://???.obenri.com/ でも接続することができます。

まず、 LAN に接続している任意の ホスト機 webブラウザ を開き、アドレスバーにルーターの IPアドレス

http://192.168.100.1/

を入力してルーターの設定画面を開いてください。画面が開いたら画面向かって右下の "アドバンスト(詳細設定)" ボタンをクリックします。

すると以下のように "無線設定" が設定の初期画面として開きます。

このページの向かって左側のメニューから "ネットワーク設定" "アドレス変換" の順にクリックしてメニューを移動します。

ネットワーク設定をクリック


アドレス変換をクリック


"アドレス変換設定" の画面が開いたら、 "アドレス変換→使用する" が有効になっていることを確認して、ページ下方の アドレス変換ルールを入力 ボタンをクリックします。

既にルーター上で他の プロトコル のポートフォワーディングの設定 公開のためのルーター設定(WBEL3) 公開のためのルーター設定(CentOS3) 公開のためのルーター設定(WBEL4) 公開のためのルーター設定(CentOS4) 公開のためのルーター設定(CentOS5) が行われている設定画面で説明しています。

すると、設定入力画面が開きますので、以下のように入力してください。

の部分は、ポートフォワーディングの設定をグループ化して管理するための、 WBR-G54 固有の設定です。
通信の設定そのものには影響しませんが、便利な機能ですのでここでは "Group1" を選択しています。
ルーターの種類によっては明示的に契約している グローバルIPアドレス を入力しなければならないものもありますから、お使いのルーターのマニュアル等を参考に設定を行ってください。

(1) は、 WAN 側の IPアドレス 、すなわち グローバルIPアドレス を設定する部分ですが、通常は "エアステーションのWAN側IPアドレス" を選択すれば自動的にWAN側の固定IPアドレス IPアドレスの固定、非固定契約について がセットされます。

(2) は、WAN側から通過させる ポート番号 を指定します。ここではDNS パケット の設定を行いますので、 プロトコル には UDP、 、ポート番号には53を設定します FTPのWell-Knownポートについて

(3) は、ポートフォワーディングの着信先 ホスト のIPアドレスですので、 構築中のLinuxサーバー のIPアドレスである "192.168.100.11" を設定します。

(4) は着信先ホストがパケットを受け取るときのポート番号の指定です。省略すると、 (2) と同じポート番号で受け取りますから、この場合は空欄にしておきます。

設定が終わったら ルールを追加 ボタンをクリックします。すると、次のように設定が追加されます。

設定内容に誤りがなければ、 登録・保存 ボタンをクリックして、設定を有効にします。

これでDNSパケットのポートフォワーディングが有効になりましたので、 構築中のLinuxサーバー はWAN空間からの 名前解決 要求を受け付けられるようになりました。

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