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アップルの本当のすごさとは

別にアップル教の信者というわけではないのですが、やっぱりアップルはすごいと思います。

なにがすごいって、先見の明ですよね。まちがいなく。

アップルのマッキントッシュが生まれた頃のパソコンといえばメモリは多くて128KB、ハードディスクなんて金持ちの贅沢品以外のなにものでもなかったわけで、そんな時代に「将来はきっとこうなる!」とばかりにハードディスク標準搭載のマウスによるGUIオペレーションを作り上げて市販しちゃったわけですからね。無謀というかなんというか...。

その結果「高い(値段が)、重い(動作が)、止まる(爆弾)、」というシステムになっちまったわけですね。初期のマッキントッシュは。

同じ頃IBMは「実際につかえなきゃ意味ねーだろ?。」みたいな感じで、DOSオンザフロッピーと高速なテキストVRAMだけで実用的なパソコンを作っていたわけです。

その結果「安い(事務機としてなら)、軽い(画面はしょぼいですけど)、安心(DOSですからねー)」なパソコンを世に送り出してビジネス的に成功を収めたわけですな。

アップルといえば昔から 「単純なハードに天才的なソフトをブチ込む」 という伝統があって、「今はちょっと使いづらいかもしれないけど、ハードウエアがもうちょっと性能が良くなった頃にはちゃんと実用になるからそれまで待っててね!。」なノリがあるわけです。

もちろんそんなことやっているから「ハード性能に見合ったソフトを提供。」する他のパソコンメーカーに追い抜かれちゃうわけですね。

その典型ともいえるのが QuickTime で、これは 「ハードウェアの性能に依存せず、時間軸を基準に最適な動画再生を実現する。」 という当時としては最先端の技術だったわけですが、リリース当初はハードウェアの性能が動画再生に全然追いついていなかったために「ちっちゃい窓でちょっとだけ動画の雰囲気が味わえる。」程度のものでしかありませんでした。

そんで「どうだい、アップルの技術はすごいだろっ!。」なんて自信たっぷりにQuickTimeの動画を見せて、「それなーに。どこがすごいのか意味わかんねー。」なんてDOSユーザーに指摘されて変人扱いを受けた人、いるんじゃないかなぁ?。

で、実際にハードウェアの性能が追いついてきちんと動画が楽しめるようになった頃には、世の中はもはやQuickTimeではなくMPEGなんかの他のエンコーダが主流になってしまっていたりします。

今でこそ「クイックタイムがないと見れない動画があるから仕方なしにインストールしてるけど...。」的にまるでVHSのビデオデッキみたいな扱われ方をしてますが、コンピュータで動画を再生するといる技術コンセプトは疑いもなくQuickTimeにその源流思想があるわけで、そういう意味で言えば今のマルチメディア時代を切り開いたのは間違いなくアップルさんですよね。

まあこれは一例ですが、こんなふうに「アップルが先駈けだけれども、他のメーカーにパクられちゃって標準化してしまった。」なものはいっぱいあります。思いつくままに挙げてみましょう。

GUIのマルチウィンドウオペレーティングシステム(MacOS)

マイクロソフトがWindowsを発表したとき、「GUIの世界へようこそ」みたいなメッセージをアップルが送ったのは結構知られた話です。

「生まれた頃からGUIなマッキントッシュに、付け焼刃のWindowsがどこまで対抗できるの、お手並み拝見。」てな余裕のあるコメントだったのでしょうが、今や世の中はWindowsだらけになっちゃいましたね。

アップル教の信者に言わせれば「ユーザビリティではまだまだWindowsはMacOSに追いついていないよ。」なのでしょうが、沢山出回っていて大きな欠点を抱えていないのなら、それはそれでWindowsは上出来なOSなのかもしれませんねぇ。

ゴミ箱(MacOS)

「捨てる=ゴミ箱行き」というのはこれ以外には考えられないほどのスーパーアイデアだったのですが、やっぱり訴訟に負けたのが痛かった?。いまや世の中のGUIの定番アイテムですよね。

それはともかくとして、マッキントッシュの場合ゴミ箱は「捨てる」以外に「片付ける」というイメージでも使われますが、Windowsユーザーの中には 「CDのアイコンをゴミ箱に捨てたらCD取り出しができる。」 というのが許せないという方も多いようですね。

とはいえ、ゴミ箱のデザインだけは今でもアップルが最先端じゃないかと思うのは私だけではないはずです(転んでもただでは起きない?)。

キーボードの手前にポインティングデバイスを配置したノートパソコン(PowerBook 100)

「キーボードは一番手前になきゃ使えないに決まってる!。」という既成概念を粉砕したマシンでしたねPB100は。とまあここまでは良かったのですが、ついでにくっつけたチルト用の足が強度不足ですぐにぶっ壊れる、という情けない欠点もありましたね。こういう詰めの甘さもアップル的な一品でした。

ちなみに今は大体タッチパッドですけど、当時はトラックボールが主流でした。

USB前提のパソコン(iMac)

デザイン だけ が話題になってブレークした一体型パソコンの先駈けですね。どこぞのメーカーからiMacそっくりさんが発売されて訴訟騒ぎにもなったほど...。

このマシンからアップル伝統の入力デバイス用インターフェースの ADB とストレージ用インターフェース SCSI が全廃されて USB 一本になりました。で、おしゃれなデザインのUSB機器が雨後の筍のごとく沸いて出てきて、Mac以外のマシンにもUSBが標準搭載されるほどの社会現象が起こって...。

で、気がついたら世の中は高速仕様の USB2 だらけになっていて、 FireWire(IEEE1394) にこだわったアップルはUSBの先駈けでありながらまたもや世の中に取り残されて...。という結末になりました(KYを地で行った感あり)。

タッチパネル式スマートフォン(iPhone)

親指を猛スピードで動かしてキーを打ってケータイメールをするのがキホン、というニッポン社会では決してメジャーにはなれない、とまで批評されたタッチパッド式スマートフォンの iPhone ですが、大方の下馬評を覆しての大ヒットとなりましたね。上質で豊富なアプリケーションを利用できることが、「片手メールができない」というデメリットを上回る恩恵をユーザーにもたらしたことがその要因かもしれませんね。

そしてこのヒットは社会に幾分の経済効果をもたらしたばかりではなく、それまでは片手でもメールができたために車や自転車の運手中の事故が絶えなかったのですが、両手でしか操作できなくなったためにかえって交通事故の減少に一役買うことにもなったようです。

もちろんこれが交通安全に役立つケータイになろうとは、さすがのアップルも考えてなかったかもしれませんけど。

とはいえ、これも気が付いてみたら世の中は同じスタイルのAndroidスマートフォンばかりになってしまいましたけどね。

世界のスマホのメーカーさんは、スマホの市場を切り開いてくれたアップルに足を向けて寝ることは許されないと思いますよ。iPhoneを上回るどんなスマートフォンを開発しようと、そもそもアップルが市場を作ってくれなかったらどうしようもなかったわけですから。

というわけで、スマホに関することでアップルに対して訴訟を起こすことは、市場を作ってくれた先人に「恩を仇で返す」ようなものだと思います。個人的には。

マルチタッチパネル式タブレットPC(iPad)

「まるでフルーツをカットするまな板のようだ」「持って使うには重すぎ」「使える周辺機器が少ないから不便」など、登場前はネガティブな意見の多かった iPad ですが、これまた下馬評をぶっ飛ばして空前の大ヒットとなりました。

タブレットPC自体は昔から存在していましたが、プリインストールされているビジネス用アプリケーションしか使えないのでやたら不便だったり、普通のパソコンのOSを移植しただけの代物で「操作の面倒なパソコン」というレッテルを貼られて終わりだったり、と、出ては消えを繰り返す悲しい歴史をもっています。

しかしiPadは、専用のハードウェアと専用のOSを搭載することで、軽快動作と長時間の駆動という相反するセールスポイントを実現させただけでなく、Macintosh譲りのきれいで楽しい操作画面を持ち、iPhoneで実績を得たソフトウェアキーボードを搭載し、タブレットPCの操作性を飛躍的に向上させる「加速センサー+マルチタッチ」のパッド機能を実装して、

「そりゃ書類を作るときはパソコンのほうが操作は快適だけど、ブラウズが簡単で楽しいiPadのほうが好き!」

という、これまでとは違うタブレットPCの世界を作り上げてしまいました。

ユーザーインターフェースを開発させたら、やっぱりアップルは無敵だな、と思わせる逸品ですね。iPadは。

とはいえこのヒットにあやかろうと、雨後の筍のよう後発の物まねタブレットPCが登場しているのが現状で、いつの間にやら「アップルが先陣を切って他社が真似して追っかける。」といういつものパターンになっちゃってますね。

なんてことを書いてて思うのは、アップルという会社は、研究成果を独り占めせず「人類の共有財産」として残しながら自ら被爆して亡くなった キュリー婦人 レントゲン博士 と「やや」共通したところがありますよね。

そんなこんなでパソコンのユーザビリティに数々のデファクトスタンダードを生み出したアップルも、今や社名から「コンピュータ」が取り除かれ、UNIXとの融合を果たし、PowerPCと決別してインテルと結婚し、ついにはWindowsとのコラボレーションまでやってしまいました。

今やアップルはMacintoshのメーカーではなく iPod iPhone iPad のメーカーってイメージが色濃くなってしまって、オールドファンには寂しいかぎりです。でも、使えないとけなされようが他社にコピられようが、いつまでも最新の技術をひけらかしでワクワクさせてほしいですよね。

がんばれアップル!!!。

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