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抜粋Linuxコマンドリファレンス
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ディレクトリとファイルの操作ディレクトリとファイルの作成カレントディレクトリの変更ディレクトリとファイルの表示ディレクトリとファイルのコピーと移動ディレクトリとファイルの削除ディレクトリとファイルの検索パーミッションの変更解凍と圧縮ディスクとパーティションの操作+テキストの操作+ユーザーとアカウント管理+ネットワークの管理+システム・プロセス管理+その他のコマンド+ |
mkdir〜ディレクトリを作成するファイルシステム上にディレクトリを新規に作成する コマンド です。 mkdir コマンドの一般書式は、 mkdir [オプション] [作成するディレクトリ名] Enter です。
既に存在するディレクトリやファイルと同じ名前のディレクトリは作成できません。 "-m"〜パーミッションを指定してディレクトリを作成するmkdir コマンドは、 "-m" オプション付きで実行すると、任意の パーミッション でディレクトリを作成することができます。 一般書式は、 mkdir -m [パーミッション表記] [作成するディレクトリ名] Enter です。 "-m"オプションなしでmkdirコマンドを実行した場合、一般 ユーザーアカウント の場合は、パーミッション "775" 、 ルートアカウントの場合はパーミッション "755" で新しいディレクトリが作成されます。 最初から作成するディレクトリのパーミッションがわかっているときは、この"-m"オプション付きで実行すると便利です。
touch〜ディレクトリやファイルのタイムスタンプを修正する既存のディレクトリやファイルの タイムスタンプ を任意に変更する コマンド です。 一般書式は、 touch [オプション] [ファイル名(またはディレクトリ名)] Enter です。
ちなみに -t オプションあるいはオプションなしでtouchコマンドを実行した場合は、最終修正時刻と最終アクセス時刻の両方が変更(または新規にセット)されます。 |
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-m オプションまたは -a オプションを併用すると、順に最終修正時刻のみ、最終アクセス時刻のみを変更することができます。 空のファイルを新規に作成するところでファイルやディレクトリの タイムスタンプ の変更といったアクションは、 プロンプト からの操作では稀なケースといって良いでしょう。 touch コマンド によるタイムスタンプの変更は主に シェル スクリプト 中で利用され、時刻を基準にした サーバー 上でのプログラムの実行に用いられる行為です。 プロンプトからtouchコマンドが利用されるのは、もっぱら空の新規ファイルを作成するときです。 touchコマンドは、 存在しないファイル名を引数に実行することで 簡単に新規の空ファイルを作成することができます。 タイムスタンプのオプションと併用すると、任意のタイムスタンプのファイル作成することもできます。
新規ファイルの作成は、例えば
echo
コマンドなどと出力のリダイレクト
しかしtouchコマンドを利用すればリダイレクト記号もオプションも不要ですので、素早く簡単に実行することができます。
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