このセクションでは自宅サーバーとしてLinuxを操作するうえでよく使うコマンドについて初心者/ビギナー向けに解説します。

HPの格安エントリーサーバー機"HP ProLiant ML115"でのLinuxサーバー構築記を掲載しました。サーバー機の選定にお悩みの方は是非お越しください...。お便利サーバー.com管理人。
その他諸々
抜粋Linuxコマンドリファレンス

ディレクトリとファイルの操作

ディレクトリとファイルの作成

カレントディレクトリの変更

ディレクトリとファイルの表示

ディレクトリとファイルのコピーと移動

ディレクトリとファイルの削除

ディレクトリとファイルの検索

パーミッションの変更

解凍と圧縮

ディスクとパーティションの操作

ディスクを初期化・編集する

ボリュームのチェックとマウント

テキストの操作

文字や変数を画面に表示する

ファイルの内容を画面に表示する

出力するテキストに処理を行う

ユーザーとアカウント管理

アカウントの追加と削除

パスワードの設定と変更

ログインアカウントの変更

ネットワークの管理

ネットワークの状態を調べる

名前解決をテストする

ドメイン名の情報を調べる

システム・プロセス管理

ホスト機の電源オフと再起動

デーモンの自動起動設定

プログラムを予約して実行する

稼働中のプロセスを表示する

その他のコマンド

rpmを管理する

HTTP/FTPでファイルを取得する

値・状態・情報を表示する

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mkdir〜ディレクトリを作成する

ディレクトリを新規に作成する コマンド です。

mkdir コマンドの一般書式は、

mkdir [オプション] [作成するディレクトリ名] Enter

です。

[tanaka@web1 tanaka]$ mkdir publicEnter
[tanaka@web1 tanaka]$ ls -l publicEnter
合計 4
drwxrwxr-x  2 tanaka  tanaka    4096 1月 3 03:33 public
[tanaka@web1 tanaka]$

既に存在するディレクトリやファイルと同じ名前のディレクトリは作成できません。

"-m"〜パーミッションを指定してディレクトリを作成する

mkdir コマンドは、 "-m" オプション付きで実行すると、任意の パーミッション でディレクトリを作成することができます。

一般書式は、

mkdir -m [パーミッション表記] [作成するディレクトリ名] Enter

です。

[tanaka@web1 tanaka]$ mkdir -m 700 public2Enter
[tanaka@web1 tanaka]$ ls -l publicEnter
合計 8
drwxrwxr-x  2 tanaka  tanaka    4096 1月 3 03:33 public  ←"775"。
drwx------  2 tanaka  tanaka    4096 1月 3 03:36 public  ←"700"で作成。
[tanaka@web1 tanaka]$

"-m"オプションなしでmkdirコマンドを実行した場合、一般 ユーザーアカウント の場合は、パーミッション "775" 、 ルートアカウントの場合はパーミッション "755" で新しいディレクトリが作成されます。

最初から作成するディレクトリのパーミッションがわかっているときは、この"-m"オプション付きで実行すると便利です。

touch〜ディレクトリやファイルのタイムスタンプを修正する

既存のディレクトリやファイルの タイムスタンプ を任意に変更する コマンド です。

一般書式は、

touch [オプション] [ファイル名(またはディレクトリ名)] Enter

です。

[tanaka@web1 tanaka]$ ls -lEnter
合計 4
-rw-r--r--  1 tanaka  tanaka    1304 10月 13 00:08 test.txt
[tanaka@web1 tanaka]$ touch -t200710022010 test.txtEnter
 -tオプション+西暦年+月+日+時で最終修正日時を変更します↑。
[tanaka@web1 tanaka]$ ls -lEnter
合計 4
-rw-r--r--  1 tanaka  tanaka    1304 10月  2 20:10 test.txt
[tanaka@web1 tanaka]$ touch test.txtEnter
 オプションなしで実行すると現在時刻に最終修正日時を変更します↑。
[tanaka@web1 tanaka]$ ls -lEnter
合計 4
-rw-r--r--  1 tanaka  tanaka    1304 10月 13 00:08 test.txt
[tanaka@web1 tanaka]$

ちなみに -t オプションあるいはオプションなしでtouchコマンドを実行した場合は、最終修正時刻と最終アクセス時刻の両方が変更(または新規にセット)されますが、 -m オプションまたは -a オプションを併用すると、順に最終修正時刻のみ、最終アクセス時刻のみを変更することができます。

空のファイルを新規に作成する

ところでファイルやディレクトリの タイムスタンプ の変更といったアクションは、 プロンプト からの操作では稀なケースといって良いでしょう。

touch コマンド によるタイムスタンプの変更は主に シェル スクリプト 中で利用され、時刻を基準にした サーバー 上でのプログラムの実行に用いられる行為です。

プロンプトからtouchコマンドが利用されるのは、もっぱら空の新規ファイルを作成するときです。

touchコマンドは、 存在しないファイル名を引数に実行することで 簡単に新規の空ファイルを作成することができます。

タイムスタンプのオプションと併用すると、任意のタイムスタンプのファイル作成することもできます。

[tanaka@web1 tanaka]$ touch test2.txtEnter
[tanaka@web1 tanaka]$ touch -t200710121212 test3.txtEnter
合計 4
-rw-r--r--  1 tanaka tanaka    304 10月 13 00:08 test.txt
-rw-rw-r--  1 tanaka tanaka     0 10月 13 00:32 test2.txt ←新規ファイル(現在日時)
-rw-rw-r--  1 tanaka tanaka     0 10月 12 12:12 test3.txt ←新規ファイル(日時指定)
[tanaka@web1 tanaka]$

新規ファイルの作成は、例えば echo コマンドなどと出力のリダイレクト 出力のリダイレクトについて を組み合わせて行うこともできますが、touchコマンドを利用すればリダイレクト記号もオプションも不要ですので、素早く簡単に実行することができます。

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