このセクションでは自宅サーバーとしてLinuxを操作するうえでよく使うコマンドについて初心者/ビギナー向けに解説します。
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抜粋Linuxコマンドリファレンス

ディレクトリとファイルの操作

ディレクトリとファイルの作成
カレントディレクトリの変更
ディレクトリとファイルの表示
ディレクトリとファイルのコピーと移動
ディレクトリとファイルの削除
ディレクトリとファイルの検索
パーミッションの変更
解凍と圧縮

ディスクとパーティションの操作+

テキストの操作+

ユーザーとアカウント管理+

ネットワークの管理+

システム・プロセス管理+

その他のコマンド+


ls〜ディレクトリとファイルを一覧表示する

ディレクトリとファイルを一覧表示する コマンド です。

コマンドの一般書式は、

ls [オプション] Enter ... カレント ディレクトリ内の一覧表示。

ls [オプション] [パス名] Enter ... [パス名]ディレクトリ内の一覧表示。

です。

[tanaka@web1 /]$ lsEnter カレントディレクトリ"/"を表示します。
bin   dev  home  lib      misc  opt  root  tmp  var
boot  etc  initrd lost+found  mnt   proc  sbin  usr
[tanaka@web1 /]$ ls /var/www/Enter "/var/www/"を表示します。
cgi-bin  error  html  icons  manual  usage
[tanaka@web1 /]$

"-l"〜詳細な情報を表示する

ls コマンド "-l" オプションを付けると、ファイルの詳細な情報を表示できます。

[tanaka@web1 /]$ ls -l /var/www/Enter "/var/www/"の詳細を表示します。
合計 24
drwxr-xr-x  2 root    root    4096 12月 10 2004  cgi-bin
drwxr-xr-x  3 root    root    4096  7月 21 14:14 error
drwxr-xr-x  2 root    root    4096 12月 10 2004  html
drwxr-xr-x  3 root    root    4096  7月 21 14:14 icons
drwxr-xr-x  3 root    root    4096  7月 21 14:14 manual
drwxr-xr-x  2 webalizer root    4096  7月 21 14:16 usage
[tanaka@web1 /]$

表示内容の意味は、以下のパートで説明します。

"-a"〜すべてのファイルを表示する

lsコマンドに "-a" オプションを付けると、 ドットファイル を合わせて表示できます。

[tanaka@web1 /]$ ls -a /var/www/Enter "/var/www/"をすべて表示します。
.  ..  cgi-bin  error  html  icons  manual  usage
[tanaka@web1 /]$ ls -a ~Enter ホームディレクトリをすべて表示します。
.        .bashrc      .gnome2       .nautilus
..        .canna      .gnome2_private   .recently-used
.ICEauthority  .esd_auth     .gtkrc       .rhn-applet
.Xauthority   .gconf      .gtkrc-1.2-gnome2  .rhn-applet.conf
.bash_history  .gconfd      .kde        .zshrc
.bash_logout   .gnome      .metacity      pine-4.44-19.90.0.i386.rpm
.bash_profile  .gnome-desktop  .mozilla
[tanaka@web1 /]$

上の実行例の中の "~" は、作業中の ユーザーアカウント ホームディレクトリ を示す記号です cdコマンドの説明

"-d"〜そのディレクトリ内だけ表示する

lsコマンドの引数にはディレクトリとファイルの区別はありません。

従って、例えば カレント ディレクトリの中で"a"で始まるディレクトリとファイルの一覧を表示させようとして、 "ls v*" と実行すると、カレントディレクトリの下に"v"で始まるディレクトりがある場合には、そのディレクトリ以下の一覧も同時に表示されてしまいます。

[tanaka@web1 etc]$ ls v*Enter "/etc/"以下のv*を表示します。
vfontcap vimrc vsftpd.ftpusers vsftpd.user_list "/etc/"以下のファイルの一覧。

vsftpd:   "/etc/"以下にあるディレクトリ。
vsftpd.conf  ディレクトリ"vsftpd/"以下のファイルの一覧。
[tanaka@web1 etc]$

こういう場合、 "-d" オプションを付けて実行すると、カレントディレクトリだけが表示されるようになります。

[tanaka@web1 etc]$ ls -d v*Enter "-d"で実行します。
vfontcap vimrc vsftpd vsftpd.ftpusers vsftpd.user_list
[tanaka@web1 etc]$ ↑ディレクトリも一緒に表示されます。

コマンド使用のポイント

lsコマンドのオプションは以下のように組み合わせて使用することもできます。

[tanaka@web1 /]$ ls -la /var/www/Enter "/var/www/"の詳細を表示します。
合計 32
drwxr-xr-x  8 root    root   4096  7月 21 14:16 .
drwxr-xr-x  22 root    root   4096  7月 21 14:44 ..
drwxr-xr-x  2 root    root   4096 12月 10  2004 cgi-bin
drwxr-xr-x  3 root    root   4096  7月 21 14:14 error
drwxr-xr-x  2 root    root   4096 12月 10  2004 html
drwxr-xr-x  3 root    root   4096  7月 21 14:14 icons
drwxr-xr-x  3 root    root   4096  7月 21 14:14 manual
drwxr-xr-x  2 webalizer root   4096  7月 21 14:16 usage
[tanaka@web1 /]$

"-l"オプションを付けてlsコマンドを実行したときの表示内容は、左から パーミッション、中のディレクトリ数(ファイルの場合は1)、所有者、所有グループ、最終修正日時、ファイル名、 となります。

ちなみに "." カレントディレクトリの表記法について ".." カレントディレクトリの上位のディレクトリの表記法について は、順に カレント ディレクトリ、上位のディレクトリを示す仮想的なディレクトリ記号です。

lsコマンドはその他にも多くのオプションがありますが、とりあえず"-l"、"-a"、"-d"だけ覚えておけば、通常の使用に支障はないでしょう。

file〜ファイルの種類を調べる

任意のファイルの種類を調べて表示する コマンド です。

コマンドの一般書式は、

file [オプション] [調べたいファイル] Enter

です。

[tanaka@web1 ~]$ file /etc/ntp.confEnter
/etc/ntp.conf: ASCII English text  ←アスキー形式の英文テキストファイルであることを示しています。
[tanaka@web1 ~]$ file /usr/sbin/ntpdEnter
/usr/sbin/ntpd: ELF 32-bit LSB executable, Intel 80386, version 1 (SYSV), for GNU/Linux 2.2.5, dynamically linked (uses shared libs), stripped  ←インテルアーキテクチャでの実行ファイルであることを示しています。
[tanaka@web1 ~]$

例えば BIND の本体プログラムである named には、その実体である バイナリ プログラム "/usr/sbin/named" と、そのプログラムを利用して記述されている シェル スクリプト "/etc/init.d/named" とがあります BIND(〜9.3.x)の構成ファイルについて BIND(9.7.x〜)の構成ファイルについて

[tanaka@web1 ~]$ file /usr/sbin/namedEnter
/usr/sbin/named: ELF 32-bit LSB shared object, Intel 80386, version 1 (SYSV), stripped
[tanaka@web1 ~]$ file /etc/init.d/namedEnter
/etc/init.d/named: Bourne-Again shell script text executable  ←bashのスクリプトであることを示しています。
[tanaka@web1 ~]$

これらは パス が異なるだけでファイル名は同じですから、一見すると区別がつきません。

もしもシェルスクリプトである "/etc/init.d/named" の内容を見ようとして、間違えてバイナリファイル "/usr/sbin/named" cat コマンド などで画面表示を実行してしまうと、画面が乱れて操作が出来なくなってしまうことがあります。

実際、 LinuxOS の中で利用可能な コマンド の多くは、このようにバイナリファイルとそれを利用したシェルスクリプトが多数存在していますから、開くまえにファイルの種類を判別する手段は必須といって良いでしょう。

fileコマンドによる判定は厳密な分析に基づくものではなく、fileコマンドのために準備されている判定のための初期設定ファイルによって行われますから、他のOSの実行ファイルなどは正しく判定できないケースがあります。

また、ファイルの内容全体を検査するわけではないので、先頭部分にテキストデータを持つバイナリファイルなどはテキストファイルと判定されることもあり得ますので注意が必要です。

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